ETFスペック

【ETF分析】-毎月更新-VYMって何?年平均リターンや配当金、構成銘柄徹底分析

このページは2022-12-19に更新しました。

要点
  • 金融系企業に重点を置く米高配当ETF
  • 直近10年の年平均リターン12.05%
  • 直近10年の年平均配当金は3.76%
  • セクターtop3:金融(20.33%),ヘルスケア(16.26%),生活必需品(13.7%)
  • 保有銘柄top3:エクソンモービル(3.31%),ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)(3.28%),JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(2.63%)
  • 経費率0.06%
  • 配当金、成長性ともに高い。
    成長の果実を受け取りながら、配当金でお小遣いも定期的に受け取れる。
    配当金再投資すればさらに資産はさらに伸びる

こんにちは、hokkyokunです。
VYMについてまとめました。

これまでのリターンや配当金の推移、構成銘柄や今後の展望について
わかりやすくまとめています。

データの取得から分析、ブログ投稿までPythonというプログラミング言語で自動化しています。
目標は毎月更新!!

情報収集には最新の注意を行っておりますが、
投資は自己責任でお願いします。

VYMとは?

VYMの正式名称

ブルームバーグの説明を拝借すると下記のように書いております。

バンガード・ハイディビデンド・イールドETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)は 、米国籍のETF(上場投資信託)。平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイデ ィビデンド・イールド指数に連動する投資成果を目的とする。時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定。

Bloomberg

正式名称はバンガード・ハイディビデンド・イールドETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)です。
FTSEハイデ ィビデンド・イールド指数(平均以上の配当を出す普通株で構成)に連動するETFです。

VYMの詳細

VYMについて重要な基礎データをまとめてみました。

カテゴリーはモーニングスターによる分類です。
ETFの規模によりLarge,Medium,Small
ETFの特徴によりValue,Blend,Growthに分類されています。

名称
カテゴリー Large Value
ファンド Vanguard
経費率 0.06%
資産総額 49.562×10億ドル
前日終値 109.01
年初来リターン -0.67%
2021年利回り 3.1%
52週レンジ 94.59-115.66
52週高値からの騰落率 -5.75%
現在の相場観 強気相場

一般的に、52週間の最高値から
10%以上の下落:調整局面
20%以上の下落:弱気相場といわれています。

現在は強気相場ですね。
経費率は0.06%なので優秀です。

年初来リターンはマイナスですが、
他の多くの銘柄の状況を考えるとかなり成績は良い方です

昨年の利回りも3%あり、持っているだけでいいお小遣いも得られますね!!

後述しますが、金融株が多く含まれます。
現在の多くの株価の下落の原因の一つは金利の上昇です。
金利の上昇は金融株にとってはアドバンテージです。
そのあたりが効いて、余り下落していないのかもしれません。

よくHDVと比較をされますが、以下のような違いがあります。

  • VYMは成長性が若干高く
  • HDVは配当金が若干多い

比較銘柄

VYMは高配当銘柄です。

同じようなETFとして以下のようなものがあります。
リンクを貼っておきますので、是非ご確認ください。

高配当ETF銘柄

これ以外にもインデックスETFや債券ETFも検証すると良いと思われます。

比較銘柄として以下のようなものがあります。
また、合わせてこれらの銘柄を比較した記事もご紹介します。

VYMのセクター・銘柄構成

VYMの構成銘柄について、セクター別、保有する株式銘柄別をまとめました。

セクター構成比

名称 パーセント 更新日付
金融 20.33 2022-12-19
ヘルスケア 16.26 2022-12-19
生活必需品 13.70 2022-12-19
エネルギー 11.22 2022-12-19
資本財 10.42 2022-12-19
情報技術 7.44 2022-12-19
公共事業 7.27 2022-12-19
一般消費財 6.36 2022-12-19
素材 3.61 2022-12-19
コミュニケーションサービス 3.47 2022-12-19
不動産 0.01 2022-12-19

金融、ヘルスケアなど伝統的なバリュー株で多く構成されています。
流行りのハイテク株とは対極の構成ですね。

よくHDVと比較されますが、これらはセクターに違いが見られます。

VYMは金融系の高配当株
HDVはエネルギー系の高配当株

保有銘柄構成比

ティッカー 名称 数量 金額 パーセント 更新日付
XOM:US エクソンモービル 14.55百万 1.61十億 3.31 2022-12-19
JNJ:US ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) 9.18百万 1.60十億 3.28 2022-12-19
JPM:US JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 10.17百万 1.28十億 2.63 2022-12-19
CVX:US シェブロン 6.85百万 1.24十億 2.55 2022-12-19
PG:US プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) 8.34百万 1.12十億 2.31 2022-12-19
HD:US ホーム・デポ 3.60百万 1.07十億 2.19 2022-12-19
LLY:US イーライリリー 2.94百万 1.06十億 2.19 2022-12-19
PFE:US ファイザー 19.71百万 917.55百万 1.89 2022-12-19
ABBV:US アッヴィ 6.16百万 902.33百万 1.85 2022-12-19
MRK:US メルク 8.82百万 892.85百万 1.84 2022-12-19
etc その他 75.96 2022-12-19
J&JやJPモルガンなど昔からある老舗企業が多いです

これらの企業は市場が比較的飽和しているために、
設備投資よりも株主還元をする傾向が強く、
高い配当金を支払ってくれるんだと思います。

VYMの利回り

VYMの配当金は年に4回でる。

日本の銘柄は多くの場合、年1~2回だと思いますが、
米国は多くの場合4半期ごとに出ます。

VYMは年に4回

配当金はいつでるの?

配当金は権利落ち日の前営業日までに取得しておく必要があります。

過去の履歴を見る限り、権利落ち日は
3月・6月・9月・12月のようです。

結構、年によっては中旬ごろになったり、ばらばらしているので、
あまりぎりぎりを狙わず余裕をもって買うことをお勧めします。

配当金が入金されるのは権利落ち日から数日後となり、
月をまたぐことも多いようなので気長に待ちましょう。

権利落ち日の前日までに取得している株数に応じて
配当金が支給される。

  • 配当金の権利落ち日は3月・6月・9月・12月が多い
  • あまりぎりぎりを狙わず余裕をもって買っておく
  • 入金は権利落ち日から数日~1週間程度遅れることも

過去10年の配当金は?

過去の配当金と配当金が出た日付の終値を表にしました。
過去10年の配当金支給額と利回りを計算しています。

日付 価格 配当金 利回り
2006-12-22 31.49 0.17 0.56
2007-03-26 32.07 0.27 0.84
2007-06-25 33.19 0.30 0.89
2007-09-24 33.87 0.35 1.02
2007-12-14 32.49 0.45 1.38
2008-03-25 30.56 0.37 1.21
2008-06-24 28.22 0.37 1.31
2008-09-24 27.25 0.37 1.36
2008-12-22 21.02 0.33 1.57
2009-03-25 18.60 0.31 1.67
2009-06-24 20.49 0.28 1.37
2009-09-24 24.45 0.26 1.05
2009-12-22 25.73 0.32 1.25
2010-03-25 26.77 0.23 0.86
2010-06-24 24.92 0.27 1.10
2010-09-24 26.98 0.28 1.02
2010-12-22 29.29 0.31 1.07
2011-03-25 30.64 0.31 1.01
2011-06-24 30.63 0.34 1.09
2011-09-23 28.33 0.31 1.08
2011-12-21 31.99 0.38 1.17
2012-03-26 35.00 0.33 0.94
2012-06-25 33.73 0.37 1.10
2012-09-24 37.17 0.40 1.08
2012-12-20 36.99 0.49 1.33
2013-03-22 40.45 0.36 0.89
2013-06-24 41.45 0.42 1.01
2013-09-23 44.02 0.44 0.99
2013-12-20 46.75 0.53 1.14
2014-03-24 47.61 0.40 0.84
2014-06-23 51.34 0.48 0.93
2014-09-22 52.26 0.47 0.90
2014-12-18 53.99 0.56 1.04
2015-03-23 54.49 0.46 0.85
2015-06-26 54.61 0.56 1.03
2015-09-23 50.04 0.53 1.06
2015-12-21 53.29 0.60 1.12
2016-03-15 55.22 0.48 0.87
2016-06-21 58.04 0.58 1.00
2016-09-13 58.76 0.48 0.82
2016-12-22 63.67 0.67 1.05
2017-03-22 65.12 0.56 0.86
2017-06-23 66.55 0.60 0.90
2017-09-20 68.96 0.60 0.87
2017-12-21 73.63 0.64 0.87
2018-03-26 71.35 0.61 0.85
2018-06-22 73.19 0.63 0.86
2018-09-26 76.56 0.67 0.88
2018-12-24 65.45 0.74 1.13
2019-03-25 75.61 0.65 0.86
2019-06-17 77.51 0.62 0.81
2019-09-24 80.20 0.79 0.98
2019-12-23 85.87 0.78 0.91
2020-03-10 73.44 0.55 0.75
2020-06-22 74.23 0.84 1.13
2020-09-21 75.43 0.70 0.93
2020-12-21 85.64 0.81 0.95
2021-03-22 95.32 0.66 0.69
2021-06-21 99.94 0.75 0.75
2021-09-20 99.41 0.75 0.75
2021-12-20 105.76 0.94 0.89
2022-03-21 110.08 0.66 0.60
2022-06-21 100.03 0.85 0.85
2022-09-19 102.85 0.77 0.75

先ずは配当金額(ドル)の推移です。
順調に額も伸びています。

優良な高配当銘柄は定期的に増配(一株当たりの配当金が増額される)されるので
何年も前に買っておくと表記の利回り以上の割合で配当金を得ることになります。


次は利回り(%)の推移です。
利回りは逆に下がっていますね。

ここは落とし穴で
増配しているといっても価格がそれ以上に伸びていれば
利回りが悪くなっています。

理論的に言えば
優良な増配が期待できる高配当銘柄は
早くからまとめて株を買っておく
とそれだけ高い配当利回りが期待できます。

  • VYMの一株あたりの配当金額は年々上がっている
  • 逆に利回りは下がっている
    価格の上昇に見合った増配が行われていない。
  • 理論的にはより早く投資しておくと、高い利回りが期待できる。

一年ごとにデータをまとめてみました。

少し用語についても説明します。

  • 平均価格
    配当金の権利落ち日の終値の価格の平均価格
  • 利回り
    配当金 / 平均価格 × 100
平均価格 配当金 利回り
2007 32.90 1.37 4.16
2008 26.76 1.44 5.38
2009 22.32 1.17 5.24
2010 26.99 1.09 4.04
2011 30.40 1.34 4.41
2012 35.72 1.59 4.45
2013 43.17 1.75 4.05
2014 51.30 1.91 3.72
2015 53.11 2.15 4.05
2016 58.92 2.21 3.75
2017 68.56 2.40 3.50
2018 71.64 2.65 3.70
2019 79.80 2.84 3.56
2020 77.18 2.90 3.76
2021 100.11 3.10 3.10

過去10年の配当金の平均利回り(年)は3.76%

年利で見ても減少傾向にあるのは間違いなさそうです。

YOC(イールドオンコスト)と配当利回り

YOC(Yield On Cost:イールドオンコスト)という考え方があります。

これは

YOC(%) = (配当金) / (買ったときの値) × 100

例えば
2012年に買った価格が50ドル
2021年に価格が100ドルに上昇
2021年の一株当たりの配当金は5ドルの場合

2021年時点の配当利回りとYOCを計算してみます。

  • 配当利回りは
    5 / 100 × 100 = 5%
  • YOCは
    5 / 50 × 100 = 10%

同じ配当金ですが、資産効率は向上していることになります。
当然10年20年後には資産効率の高い銘柄に投資する方が有利です。

理論的には
優良高配当株はできるだけ早くにまとまった金額を買う方が有利に思いますが、

現実的には障壁があります。

  • 早期にまとまった資金を用意することが現実的に可能か
  • その後の下落のリスクを無視して一時期に集中投資するのは現実的か

大きくはこの二点かと思います。

特に一点目のまとまった資金がある人の方が少なく、
私も含め多くの人が日々の節制を行って虎の子の資金を毎月積み立てしていると思います。

その場合のYOCの計算は非常に複雑になりますが
Pythonというプログラミング言語を用いて
実際の過去データからシミュレーションしました。

こちらに記事がありますので
ぜひ見てみてください!

https://etf-labo.site/simulation-vym/

配当金にかかる税金

上記の配当金は税引き前です。
配当金の税金は以下のものがかかるようになっています。

  • 配当金の税金は米国でかかるものと日本国でかかるものがあります。
  • 米国は配当金に対し、10%
  • 日本国は米国で税金を支払った残りに対し、日本円に換算後20.315%
  • 例えば一ドル120円、配当金100ドルの場合
    米国税金:100ドル×10/100=10ドル
    日本国税金:(100ドル-10ドル)×120×20.315/100=2194.02円
  • 為替を考慮すると面倒なので、簡略化して
    米国税金:100ドル×10/100=10ドル
    日本国税金:(100ドル-10ドル)×20.315/100=18.2835
    つまり税処理後:100-10-18.2835=71.7165
  • 税処理後金額は配当金×0.717で計算すると簡易的に値が求められます。
  • 米国と日本の二重課税となっており、一部は取り戻すことができますが、
    申告者の所得税の納付状況により変わるのでここでは考慮しないことにします。

VYMの成長性

VYMの価格推移

VYMの過去の株価推移を示します。
右肩上がりが理想ですが、積立投資の場合、そうでなくても配当金や直近の価格次第で利益は変わってきます。
なので、シミュレーションしてみると案外利益が出ていたりします。


過去10年の各年のリターン

各年のリターンです。

初日 初日の値 最終日 最終日の値 リターン リターン(%)
2007 2007-01-03 31.71 2007-12-31 32.13 0.42 1.32
2008 2008-01-02 31.73 2008-12-31 21.88 -9.85 -31.04
2009 2009-01-02 22.38 2009-12-31 25.64 3.26 14.57
2010 2010-01-04 25.97 2010-12-31 29.28 3.31 12.75
2011 2011-01-03 29.46 2011-12-30 32.37 2.91 9.88
2012 2012-01-03 32.67 2012-12-31 36.48 3.81 11.66
2013 2013-01-02 37.35 2013-12-31 47.45 10.10 27.04
2014 2014-01-02 47.00 2014-12-31 53.88 6.88 14.64
2015 2015-01-02 53.86 2015-12-31 54.03 0.17 0.32
2016 2016-01-04 53.38 2016-12-30 63.23 9.85 18.45
2017 2017-01-03 63.57 2017-12-29 73.62 10.05 15.81
2018 2018-01-02 73.86 2018-12-31 69.26 -4.60 -6.23
2019 2019-01-02 69.37 2019-12-31 85.92 16.55 23.86
2020 2020-01-02 86.16 2020-12-31 86.90 0.74 0.86
2021 2021-01-04 85.85 2021-12-31 109.67 23.82 27.75
2022 2022-01-03 110.19 2022-12-16 107.99 -2.20 -2.00

過去10年の平均リターンは12.05%

各年のリターンをグラフにしてみました。


こうしてみると伸びている年と伸びていない年がバラバラで
伸びていない年の翌年はすさまじい成長性を見せています。

ただ、今後は米国株の長期低迷も予想されるので
2023年がどうなるかはかなり注目されると思います。

VYMの今後の株価はどうなる?

未来の株価を予想するのはとても難しく、
予期せぬ事態はいくらでも考えられます(疫病。。戦争。。)

機械学習やファンダメンタルから予想する方法もありますが、
少し視線をずらして予想してみます。

2022年の1年のリターンは-2.0%
2020年から2022年の3年の年平均リターンは8.87%
2013年から2022年の10年の年平均リターンは12.05%
2007年から2022年の16年の平均リターンは8.73%

長期的観点からみると直近のリターンは高いという見方はできます。
一方、今のビックトレンドはインフレと利上げですので、
高配当系のバリュー株には追い風の場合が多いです。

利上げが完了し、市場が織り込んだ後に
平均回帰で成長率が鈍る
というのが個人的な予想です。

過去10年、毎月積み立てたらリアルにいくらになる?

配当金のところでも書きましたが、積立のシミュレーションをしています。

よくある利回りを7%と仮定すると。。。
みたいな簡易的で現実にはありえないシミュレーションではなく、

ガチで過去のデータをもとに定期購入した場合のシミュレーションです。

よかったら、今後の投資戦略の一つにご参照ください。

https://etf-labo.site/simulation-vym/

VYM投資のメリットとデメリット

メリット

  • 高い成長性
    上記の表で示したように理想的な右肩あがりの成長をみせています。
    期待値は最上位でしょう。
  • 高い配当金利回り
    直近10年の年平均利回り3.76%は結構まとまったお金になりそうです。
    お小遣いにしてもいいし、再投資でブーストしてもいいですね。
  • 安価な経費
    経費率0.06%
    銘柄選びに偏りはありますが、一応インデックス連動型ETFです。
    なので経費率は安い!コスパはめちゃくちゃいいです。

デメリット

  • 配当金は税金を都度とられる
    これが一番大きいかも。
    成長株は税金を最後の売却まで先延ばしできますが、
    高配当は税金を都度とられて、資産効率が悪いです。
  • 利下げブーストの恩恵が少ない
    私はリアルタイムで投資をしていたのですが、VTIやVOOが成長している中、
    高配当はなかなかあがらずやきもきしていました。
    これって想像以上にストレスでした。。。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
もういちどまとめます

まとめ
  • 経費率は0.06%
  • 現在は強気相場
  • 直近10年の年平均リターン12.05%
  • 直近10年の年平均配当金は3.76%strong>
  • セクターtop3:金融(20.33%),ヘルスケア(16.26%),生活必需品(13.7%)
  • 保有銘柄top3:エクソンモービル(3.31%),ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)(3.28%),JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(2.63%)
  • メリットは成長性高い!利回り高い!安い経費率!
  • デメリットは配当で税金都度とられる!利下げブーストの恩恵が少ない!
  • HDVは配当重視
    VYMは成長重視!

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何かの参考になれば幸いです。
こんな感じでお金に関するトピックや知識 × プログラミングで
人生を豊かにしたいと思います。
ではでは。

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